競合ひしめく決勝トーナメント1回戦は、フランス対アルゼンチンという屈指の好カードとなりました。
今回は、ともにワールドカップ制覇の経験を持つ両チームが激突したこの試合を解説していきたいと思います。
また、選手情報や、2チームの2018年ワールドカップの成績なども調べていきます!
両チームのスターティングメンバーは?
フランス アルゼンチン
1ウーゴ・ロリス 12フランコ・アルマーニ
21リュカ・エルナンデス 3ニコラス・タグリアフィコ
5サムエル・ウムティティ 16マルコス・ロホ
4ラファエル・ヴァラン 17ニコラス・オタメンディ
2バンジャマン・パヴァール 2ガブリエル・メルカド
13ヌゴロ・カンテ 7エベル・バネガ
6ポール・ポグパ 14ハビエル・マスチェラーノ
14ブレーズ・マチュイディ 15エンツォ・ペレス
7アントワーヌ・グリーズマン 11アンヘル・ディ・マリア
10キリアン・ムバッペ 10リオネル・メッシ
9オリヴィエ・ジルー 22クリスティアン・パボン
名勝負の結果は?試合内容を解説
試合スコア:フランス4−3アルゼンチン
得点者
アントワーヌ・グリーズマン(13分) アンヘルディ・マリア(41分)
バンジャマン・パヴァール(57分) ガブリエル・メルカド(48分)
キリアン・ムバッペ(64分) セルヒオ・アグエロ(90+3分)
キリアン・ムバッペ (68分)
試合内容
ゆっくりとした立ち上がりで進んでいき、試合が動いたのは12分。
パスに抜け出したキリアン・ムバッペがハーフライン手前から独走し、カウンターを仕掛ける。
このドリブルに相手DFはたまらず倒してしまい、フランスはPKを獲得。
これをアントワーヌ・グリーズマンがしっかりと決めてフランス先制。
しかし、前半41分にアンヘルディ・マリアがペナルティエリアからさらに距離がある位置で、狙いすましたシュートを放ち同点にする。
アンヘルディ・マリアのスーパーゴールで1−1に追いつき前半終了。
後半開始直後にリオネルメッシのシュートのようなパスに、ガブリエル・メルカドが合わせて逆転。
その9分後にはフランスの左サイド、リュカ・エルナンデスのクロスがバンジャマン・パヴァールにわたりダイレクトボレー。
アウトサイドで放ったシュートは鋭い回転がかかりゴールに吸い込まれた。
さらに64分には、リュカ・エルナンデスのクロスが相手DFの混乱を呼び、そこに抜け出したキリアン・ムバッペが冷静に決めてゴールを挙げる。
さらに勢いは止まることなく、68分にフランスが仕掛ける。
華麗なパスワークで相手を崩し、最後はオリビエ・ジルーのラストパスにキリアン・ムバッペが流し込んで、
この試合2得点目となるゴールを挙げる。4−2でフランスリードのまま試合は進んでいたところ、
アルゼンチンがロスタイムに意地を見せる。エースのリオネル・メッシが絶妙なフライスルーパスをだし、
セルヒオ・アグエロがヘッドで決める。最後の最後まで猛攻を仕掛けたアルゼンチンだが、あと一歩届かず試合終了。
2018年W杯のフランス代表とアルゼンチン代表の結果は?
グループリーグ
グループCに所属しているフランスは、グループリーグを2勝1分という形で1位通過。
グループDに所属しているアルゼンチンは、グループリーグを1勝1敗1分という形で2位通過を果たします。
決勝トーナメント
上でも紹介した通り、決勝トーナメント1回戦で両チームが対戦し、4−3でフランスが勝利します。その後フランスはウルグアイに2−0で勝利し、準決勝へ進みます。準決勝ではベルギーと対戦し、1−0の接戦をものにします。決勝戦の相手はクロアチア。4−2と強さを見せつけ、ワールドカップ優勝という最高の結果で終わりました。
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